鎌田醤油の創業は1789年。今日までに230年以上の歴史を重ねています。一過性のブームに乗る商品には手を出さず、長く使い続けられるもの、家庭で本当に必要とされるものだけを開発してきました。私たちが大切にしているのは「お客様の側に立って考えること」です。
1965年に日本で初めて商品化した「だし醤油」は、その視点が実を結んだ好例で、当時は料理のたびに家庭でだしを取るのが当たり前でしたが、その手間を省きたいと考えたのです。1970年の大阪万博に出品すると大きな反響を生み、今では多くのメーカーが商品化する日本の定番調味料になりました。現在の鎌田醤油は、醤油製品を中心とした「食文化を育てる企業」へと成長しました。
海外にも踏み出し、業務内容が広がっています。そこにも、お客様目線で考える精神が生きています。